東濃ひのきへのこだわり
健康な森を作ることが山林の崩壊を予防し、川への適度な養分の流入を促します。
川が豊かになることで川が流れ込む海を豊かにします。そうしてすべてがつながっています。
近年山林の放棄による山の荒廃が集中豪雨によって土砂災害を頻発させています。
森の荒廃は川・海・地球の荒廃につながっているのです。
森の荒廃が私たちの暮らしに暗い影を落とすようになっています。
だから・・・その先の未来を見つめ、先人たちの知恵を借り、東濃ひのきの森を守って行くことが大切なのです。
未来に続くもう一歩!勇気をもって踏み出していきましょう。
東濃ひのきの特徴
中津川市の総面積の8割を森林が占めています。
全国屈指のひのきの産地である、岐阜県東濃地方。
室町時代よりひのきの産地として知られるようになりました。
「東濃ひのき」とは、この東濃地方から生産されるひのきを指します。
東濃ひのきは
木目が細かく丈夫な木材
冬は雪が降り寒さが厳しいこの地区で育つ東濃ひのきは、生育が遅いため木目が細かく、丈夫という特徴があります。しっかりと締まった木目の木は丈夫で、建築用としてもふさわしい木材です。東濃ひのきが高価な木材とされている一つの理由です。
美しい色合いの
東濃ひのき
ひのきはその美しい木目で高い人気を誇っています。 淡いピンク色で美しい色合いは東濃ひのきだけが持つ特徴です。油分が多く、ツヤが良いという特徴もあります。住宅などの建築用としてふさわしく、ひのきの色やツヤにこだわるなら東濃ひのき。
癒しの香りで
毎日が森林浴気分
ひのきは芳香を長期にわたり発します。建築資材に加工され、入居した後も長い間、ひのき特有の良い香りが部屋中に広がります。
ひのきの香りに含まれるフィトンチッドという成分は、鎮静作用を促し自律神経を安定させる効果があると言われています。 家族全員で森林浴気分で特別な時間が味わえます。
各地で活躍する
東濃ひのきの建物
神社や寺院の建築には必須の木材。
日本全国の数多くの神社や寺院でひのきが使用され、何百年と経った現在でもなお、歴史的な建造物を支え続けています。
伊勢神宮の20年に一度行われる式年遷宮においても平成の科学的な検証の結果により修復材として優秀さが証明され、東濃ひのきが使用されています。
頑丈さ、そして耐久性が証明されています。
世界最古の木造建築
奈良・法隆寺五重塔は千三百年の風雨に耐える世界最古の木造建築物、『ひのき』の耐久性の凄さを証明しています。東濃ひのきは緻密で目詰まりがよく耐久性が高いため、現代でも法隆寺金堂に使われています。
よみがえった名古屋城本丸御殿
戦災で失われた「名古屋城本丸御殿」の復元は総事業費約150億円。床面積は約3,000㎡。復元にあたっては、創建時と同様に中津川市周辺の山林のひのき材が使用されます。 平成30年に全体が公開されます。
姫路城西心柱は「運命の木」
昭和31年「昭和の大修理」が始まった。姫路城大天守の心柱は兵庫県の笠形神社の反りのある御神木と裏木曽の運搬時に折れてしまった大ヒノキをつなぎ合わせ、一つの心柱になることが運命づけられていたかのように見事に木組みされ「運命の木」として語り継がれています。
匠の技に応える東濃ひのき
「産直住宅」はひのきの特性を知り尽くしたプロの建築業者が出張して家を建てています。
昔から良質なひのきが育つこの地域は、伝統工法の和風建築の高い技術力の継承があります。
代々受け継がれてきた職人技と現代のテクノロジーやモダンさを取り入れたデザイン力も高く評価されています。
地元出身で建築に関わる人も多く、地元の木材を使い、職人がまごころをこめて施工を行っています。v
良質な「東濃ひのき」と「匠の技」が響き合い東濃福岡の家が生まれます。